東洋エンタープライズ実名復刻セイラー・モク・プロダクツのローバック・オーバーオール"SM42523"です。
　素材は洗いのかけられたコットン100%で、旧式織機で織り上げられた10ozのダックです。
　ハワイのワークウェアメーカーと、アメリカ本土のメーカーが手掛けた仕様がミックスされて製作されていることが伺えるオーバーオールです。
　背面はローバックのタイプで、左側に寄ったフロントのシングルポケットや留め具の形状などは、初期の頃から長い期間プランテーションワーカー達が着ていたオーバーオールによく見られる仕様となっています。
　各部の縫製仕様も再現されており、ビブ中心部は三本針、脚部分は二本針で巻縫いされています。
　シルエットはウエスト部分の作りはゆったりで、それに対して脚部分は太すぎない特徴的なシルエットとなっています。

*着用画像
　身長168cm体重67kg胸囲90cmウエスト84cmヒップ94cmモモ周り57cmでサイズ32着用でジャスト

　実寸
　　30　ウエスト51.5cm×2　ワタリ36cm　裾幅26.5cm　レングス89cm
　　32　ウエスト53.5cm×2　ワタリ37.5cm　裾幅27cm　レングス89cm
　　34　ウエスト56cm×2　ワタリ38.5cm　裾幅27.5cm　レングス89cm
　　36　ウエスト59cm×2　ワタリ39.5cm　裾幅28cm　レングス89cm
　　36　ウエスト61cm×2　ワタリ41.5cm　裾幅29cm　レングス89cm

・SAILOR MOKU PRODUCTS (セイラー・モク・プロダクツ)
　ハワイに渡った日系移民の多くは農園での労働に従事し、その生活の中で彼らが必要としたのが丈夫なワークウエアであった。当初は町のテーラーで作業用のジャケットを仕立てていたが、やがて移民労働者の数が増加すると、多くの需要に応えるべくメーカーが誕生する。それが1922年創業のハワイアン・クロージング・マニュファクチャリング社。ハワイ最初の衣料品メーカーであった。同社は1932年に社名をセイラー・モク・プロダクツへと変更し、主に労働者向けのパラカジャケットやオーバーオールなどの製造を行っていた。